パクスファンの部屋

私は子供の頃から母の影響で芝居（大衆演劇）が今でも大好きです・・・・・

遊具も少なく田舎へ周って来る芝居を観ては真似をして遊んでいました

そんな訳で大人になっても熊本にある片岡演劇道場の芝居で随分癒されたものでした

その勢いで当時２０代半ばで今で言うイケメンの九州演劇協会の会長の玄海竜二さんの後援会に加入して

もう３０年近くなりました

以前の職場の送別会も演劇道場を貸切で楽しい送別会になりました

その時小６で大人並みの踊りを披露して同僚を驚かせてくれたチビッ子役者の小林正利君・・・・・・

昨年５月急性白血病で驚く若さの若干２０歳で熊本の国立病院で５月逝ってしまいました

小柄でしたが３兄弟の１番下で本当に上手な舞台は芝居ファンは期待したものでした

今月５月一周忌で再び一座が来ていますが舞台は家族で正利君の分も・・・・の想いが十分伝わってきました

特に名前の知れているお父さんがあえて踊りの時亡くなった息子の名前の入った傘を持ち踊られていたのは

末っ子役者を忘れない様にとの父心だったのでしょう・・・・・切なかったですね～

兄２人も妹も踊りの途中で正利君のポスターの上下を持ちあえて舞台の真ん中で広げて兄弟ポーズを決めて

いました

家族で・・・・・兄弟で・・・・・の想いで務めた舞台に私は正利君も一緒に踊りと飛び跳ねている様な

錯覚を覚えました

生きていれば色々ありますが若干２０歳の逝ってしまった末息子に対する親心が哀しいほど伝わって来た

久しぶりの芝居観賞でした

芝居大好きな正利君のご冥福を祈ります・・・・